シオカライブ開催に先駆けて、シオカラーズの雑談をこっそり公開してみた

この記事は、「MATURING NOW! アオリとホタルのオフレコ集」の振り返り記事です。

未読の方、検索エンジンからいらした方は、この記事を読む前にぜひストーリーをご一読ください。

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シオカラ節」で大ヒットのアイドルデュオ

Splatoon」の作品世界にはいくつもの音楽ユニットが存在し、シュールとも言えるモチーフとは裏腹に、現代的な音楽文化が根付いた世界観になっています。

その中で代表的なのは、発売当初からゲームのコアとなる楽曲を提供した「Squid Squad」と「シオカラーズ」でしょう。

ユニット 代表曲 流れるシーン
Squid Squad Splattack! バトル中、TVCM、PV
シオカラーズ ハイカラシンカ、シオカラ節 フェス開催中の広場、その他

メインビジュアルのガールがヘッドホンをしている事以外にも、すべてのインクリングたちはナワバリバトルの際にイヤホンをこっそり耳に入れていて、

彼らが聴いている楽曲を、TVを通して我々も聴いているという裏設定が存在します。

シオカラーズはハイカラニュースのMCとして、ステージやアップデートの発表の他、

フェスの開催とお題を告げて陣営の代表となる役割がありますから、彼女たちの持ち歌はフェス関連のものが多くなっています。

ガラス一枚隔てた向こう側で…

ゲームを始めたプレイヤーが、広場を少し散歩して気が付くのは、「TVスタジオの中にシオカラーズが普通に居る!」ということです。

ZRボタン注目を使ってじっと見ていると、アオリちゃんとホタルちゃんは雑談に興じている模様。

声は聞こえませんが、相槌を打ったり、内緒話をしている様子を見ることが出来ます。(そのまま見続けていると…?)

インターネットを介して広場に送られてきた他のプレイヤーが見物していることもあり、作品世界内での人気度の高さがうかがえます。

わたしが「MATURING NOW!」で描写したかったのは、まさにこの「内緒話」の内容で、

TVを離れたシオカラーズが、なおテキトーに喋るとき、どんな内容の会話となるかを考えてみたものです。

能天気で向こう見ず、今どきの女子らしくもあるが常識に並外れたところのあるアオリちゃんと、

脱力系で皮肉屋、アオリちゃんに比してしっかり者かと思いきやオンエア中にぼんやりしていることもあるホタルちゃんとで、

あんまり特別じゃない、日常のだべりを色々と思い浮かべて書いてみたものです。

シオカラーズらしさ」が醸されて違和感なく読んでいただけたら、それだけで大成功です。

ちなみに…タイトルの由来

「maturing」というのは動詞の「mature」から来ており、(いきものが)成熟する、などの意味もありますが、

ワインや塩辛などが「熟成する」という意味がある事から、シオカラーズがだべってオンエアに備える時間を切り取った作品として、ふさわしい名前を付けたつもりです。

たまたまでしたが、ローマ字読みで「マツリ」と読めることからも、彼女らにピッタリでしょう。

Splatoonの音楽ライブ「シオカライブ」開催!

本日2015年12月16日、いよいよSplatoon初の音楽ライブである「シオカライブ」の開催が決定されました。

ニコニコ闘会議2016の第1日、1月30日(土)の開催です。

スプラケット4との日程被りもあり、同人界隈では大変な思いをされている方が多いようですが、わたしはライブの方に参加予定です。

(2/1追記:スプラケットの開催地が思ったより近かったため、両方のイベントに参加することができました!)

ちょうどいいタイミングですので、わたしの期待感を文章にしたためてみることにしましょう。

シオカラーズの生トークが聞けるはず

シオカラーズと言えば、軽妙なトーク。

ゲーム起動時と4時間ごとのステージ変更の度に流れるハイカラニュースで見ることが出来ます。

ゲームを中断させる幕間であり、「退屈な時間」に堕する可能性もある単なるテキストリーディングではあるため、

冗長さに批判もあるものの、楽しみの一つ、あるいは息抜きとして親しんでいる方も多いのではないでしょうか。

「シオカライブ」では歌唱・声の吹き込みを務めるkeity.popさん、菊間マリさんがどのような形で参加されるか不明ですが、

もしかすると、映像と合わせた「生トーク」も期待できるのではないでしょうか。

いずれにせよ、自らのMCでライブを引っ張るシオカラーズが見られることは間違いなさそう。斜め上に向かって突き進む切れ味を期待します。

フェス開催中の歌とダンスを生で披露

フェス開催中には「ハイカラニュース」と広場でのBGMが変化し、シオカラーズのデビュー曲「ハイカラシンカ」が絶えず流れるようになります。

トラック上で踊り続けるアオリちゃんとホタルちゃん、思い思いのダンスで楽しむインクリングたち、夜をかき消すMiiverseの電飾、花火など、

マツリに明け暮れるイカ文化の空気感は、発売当初から大きな話題となっていました。

シオカラーズが「Splatoon Direct」で初登場した際も、ハイカラシンカに合わせたダンスを披露し、解説のイカ研究員を熱狂させてしまいましたが、

今回のライブではこのダンスを生で披露してくれるものと思われます。

我々もせいぜい、インクリングたちのストリートダンスのほうを練習しておくことにしましょう。(手拍子パァン!)

歌唱は「マリタイム・メモリー」に注目!

シオカラーズは「トークはゆるいが、歌唱力はバツグンのアイドルユニット」として設定されています。

わたしは活発なポップスの「ハイカラシンカ」「シオカラ節」以上に、

バラードである「マリタイム・メモリー」でこそ、シオカラーズの歌声を存分に楽しむことが出来ると思っています。

ゲーム内ではスタッフロールで流れるBGMですが、「イカのため…」「イカなイカ、夢の華」と聴こえる歌詞の耳触りが本当によく、

加工された歌声のざらざらした質感と、音数が少なくボーカルを引き立たせるピアノやシンセの伴奏で、

イカたちの誰にも知られずとも、「イカのため」オオデンチナマズを取り返した「ヒーロー」たる主人公を密かに祝福するものになっています。

シオカライブは生演奏をバックにしたライブになる予定のようですが、マリタイム・メモリーシオカラーズの二人舞台となることでしょう。

途中で乱入するはずの「あのヒト」のラップにも期待ですね。

イカ世界の大物がゲスト参戦か?

イカ世界の大スター「Squid Squad」ほか、イカしたバトルBGMを演奏するバンドがゲスト参加することもあり得るのではないでしょうか。

期待してしまうのが、「Splattack!(2014 E3PV)」の再現です。

(わたしは、いつか誰かがやってくれないかと、密かに心待ちにしています!)

あの「Splatoon!」のコールを、Splatoonに熱狂的なファンたちで実演出来たらどんなに楽しいでしょう。

また、「勝ちジングル」の勝鬨を観客を巻き込んでやるというのも、なかなか楽しいでしょう。(皆で戦勝気分に浸ろうではないですか!)

どこまで出来るかは尺次第

色々と妄想を広げてしまいますが、ニコニコ闘会議のイベントの一つとして開催されるこのライブに、どのぐらいの尺が当てられるかはまだわかりません。

2016年1月30日(土)のトリとだけ伝えられているこのイベント、ぜひとも充実したものにして頂きたいところです。