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高まるジャイロ操作への期待感 WiiUはスターフォックス ゼロで玉座追撃なるか?

ゲームハードの考察 WiiU

ジャイロセンサーは、今やゲームデバイスのほとんどに搭載

ジャイロセンサーを搭載したゲームデバイスは増えています。

SONY製の据置きゲームハードではPS3から6軸センサー(3軸+ジャイロ)によるジャイロ操作を可能にし、

2009年発売の「flowery」という花びらを操作するゲームなどで活用されています。

また、PS Vitaにもジャイロセンサーを搭載し、2012年発売の「GRAVITY DAZE」では、

ジャイロセンサーを使って重力を自在に操り、主人公を導く独特の操作感でプレイヤーを驚かせました。

一方の任天堂は、「マリオカートWii」のWiiハンドルなどで一見傾きを検知しているような操作を採用してきましたが、

実際の検知方法は3軸の加速度センサーを応用しただけのものであり、Wii/DSの段階ではまだジャイロセンサーを搭載していませんでした。

任天堂製で初めてジャイロセンサーを搭載したハードは3DS

そして、後に発売するWiiUの目玉デバイスであるWiiUゲームパッドにも搭載されます。

マリオカート7」におけるドライバー視点の操作などで活用されており、その際のエピソードが「社長が訊くマリオカート7」で明かされています。

ただ、基本的にジャイロ操作は、その時点でまだまだ「添え物」の感をぬぐえませんでした。

  • 既存操作の代替選択肢としてのジャイロ操作(マリオカート7など)
  • 必須だが、プレイ全体から見ればアクセント程度のジャイロ操作(星のカービィ トリプルデラックスなど)

わたしはSONY製ハードには詳しくないのですが、ざっと調査したところ、ジャイロ操作の浸透具合はそこまで芳しくないようです。

ゲームファンの間では、このテクノロジーの面白みがイマイチつかめないという長い時期が続きました。

そこに新風を起こしたのが、2015年5月発売の「Splatoon」です。

Splatoonのジャイロ操作が真に有用たりえた理由

「直感的な操作」といえばタッチパネルやモーションセンサーを活用したゲームの売り文句ですが、

「UIを直接ドラッグして動かす」「リモコンを振って攻撃」といった、新デバイス単独の操作に対してこの形容を用いることが多かったように思います。

それはほんの少し「押し売り」のような響きがあることもしばしば、という言葉でした。

TPSとしてのSplatoonの操作のポイントは、スティックとボタンを使った従来の操作方法と、

ジャイロを使った操作を、プレイヤーがまったく同時に扱わなくてはならないという点でした。

従来、ゲームコントローラといえば、親指から中指を含めた最大でも6本の指の動きで操作するものでしたが、

ジャイロ(機器の傾き)を使った操作を含めれば、、両手に持ったコントローラに対し、腕や上半身の動きという新たな操作軸が加わります。

これによって、まさに一つ次元の大きい高次の操作性が実現して、このゲームのプレイ感覚が決定づけられたのです。

しかもそれは、左スティックでキャラクターを動かし、右のボタンでジャンプやショット、左のボタンで変身というオーソドックスな操作と組み合わされたからこそ、

ゲームファンにとって真に「直感的」と言える自然さで受け入れられたものと考えられます。

次なる本命は「スターフォックス ゼロ」

Splatoonのファンの中でも、「ジャイロ操作は扱いづらい」「ジャイロOFFでプレイしている」「酔ってしまう」という方もいるようで、障壁は完全に取り払われたとは言えません。

しかし、ジャイロ操作の可能性をもっとも多数のプレイヤーに知らしめたゲームソフトであることは間違いないでしょう。

次なるジャイロ操作活用の本命は、2016年春に発売予定の「スターフォックス ゼロ」であるかと思われます。

シューティングゲームである「スターフォックス」の、これまでの操作に対しジャイロセンサーを活用した操作をデフォルトで追加して、

ずばり「ジャイロウィング」と名付けられたドローン型の新機体が登場することも明かされています。

わたしも発売を楽しみにしていますが、新技術という玉座をいかに追撃するかが見ものですね。

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